借金整理を考えたときに最初にすべきこと
借金整理を考えたときに最初にすべきことは「自分自身の借金を正確に把握すること」です。
借金を始めたばかりのころは、どこにいくら借りていて毎月の返済額がいくらかを正確に把握できると思いますが、借入額がどんどん膨らんでいくと自分自身でもいくら借りているのか把握することが難しくなっていきます。
さらに返済が滞り、保証会社による代位弁済や、第三者への債権譲渡などが行われ債権者(金融業者)が変更するとなおさらです。
そこで、以下のポイントを参考に自身の借り入れ状況を紙に書きだして自分自身の借金を正確に把握していきましょう。
①どこから借りているか
消費者金融、信販会社(クレジットカード)、銀行のみでなく家族や友人知人を含めて借り先すべてを書きだします。
また、保証会社による代位弁済や債権譲渡されている場合などにも注意が必要です。
②金融業者ごとの残っている借金の額はいくらか
金融業者から送られてくるはがきなどを基に現在の借金額を書き出していきます。
③金融業者ごとの毎月の支払額はいくらか
支払うべき毎月の金額を書きだします。滞納しているときはいつから滞納しているのかなども書きだしておきます。
④担保や保証人をつけていないか
担保(土地や建物に抵当権など)を設定している場合やどなたかに連帯保証人になっていただいている場合には借金整理をする場合注意が必要です。